組織の自己革新
―知識集約的部門の現場から―
小木曽道夫 著
A5判 300頁
本体価格 2,300円
税込価格 2,530円
1997年4月20日刊行
ISBN978-4-944088-06-5 C3036

【 解説 】
「第1部 組織研究の系譜」は、官僚制理論、コンティンジェンシー理論およびヒューマン・リレーションズなどの組織に関する先行研究における、理論的前提、分析枠組 、分析方法、および分析結果についての文献サーベイである。「第2部 自己組織化モデルと組織構造の三次元モデルの概念枠組」は、第3部での調査研究のための仮説およびその理論的根拠を提示する。「第3部 知識集約的組織の生産性向上に関する調査研究」は、日本の製造業企 業の工業デザイン部門などの知識集約的部門を調査対象とした調査データの、第2部で提示した仮説の検証を目的とする分析結果をまとめた。

■筆者のホームページでの本書の紹介(別ウィンドウが開きます)

【 目次 】
序論 脱工業化社会の組織像
 第1章 脱工業化社会の組織像

第1部 組織研究の系譜
 第2章 機械モデル
 第3章 ヒューマン・リレーションズ

第2部 自己組織化モデルと組織構造の三次元モデルの概念枠組
 第4章 自己組織化モデル
 第5章 組織構造の三次元モデル
 第6章 仮説の提示

第3部 知識集約的組織の創造性に関する調査研究
 第7章 調査の方法
 第8章 生産性向上の要因

第4部 近代組織からの自己革新
 第9章 結論

補論 方法論的前提

【 著者紹介 】
小木曽 道夫 (おぎそみちお)
1960年 東京都生まれ
1983年 上智大学文学部社会学科卒業
1989年 上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了 文学博士
現在 國學院大學経済学部教授
専攻 組織社会学・産業社会学 
主著 『ネットワーキングとは何か?[増補改訂版]』『自己生産する組織』

| 書籍を注文する  | トップページへ戻る  | 社会学関連図書のページヘ戻る |

Copyright (c) Musoan All Rights Reserved.